エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.433
2015.08.22 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹(テストセッション)
久しぶりに賑やかな話題が続く自作PC業界。まず先陣を切ったのは、7月31日(金)に深夜販売が行われたWindows 10 DSP版の発売。熱心な自作派が真夏の秋葉原に集結した。そして8月5日には第6世代Coreプロセッサ “Skylake” Intel Core i7-6700KとCore i5-6600Kの販売がスタート。対応チップセット、Intel Z170搭載マザーボードも多数投入された。この後もぞくぞくと新製品が控えている。
第6世代Coreプロセッサ “Skylake” Intel Core i7-6700K |
CPUとマザーボードという、PCを司る基幹パーツの刷新に沸く自作業界だが、続いて注目を集めているのがCPUクーラーだ。今回発売されたCore i7-6700KとCore i5-6600Kは、化粧箱に詰め込まれたリテールパッケージながら、CPUクーラーが付属しない。つまり汎用CPUクーラーを必ず用意する必要があるというワケだ。
幸いにして今回発売されたSkylakeはLGA1151を採用し、既存のLGA1155 / 1156 /1150と互換性がある。よって手持ち資産を活用する事も可能だが、CPUとマザーボードが新品ならば、CPUクーラーも新調したい。そんなニーズを見据えてか、ENERMAXよりサイドフロー型CPUクーラー「ETS-T40Fit Series」が発売された。シリーズは4種類のラインナップがあり、いずれも8月5日から発売が開始された事から、まさにSkylakeのために生まれたCPUクーラーといえよう。
今回はその中から、普及価格帯を担う「ETS-T40F-TB」をチョイス。Core i7-6700Kを使い、冷却パフォーマンスをチェックしてみたい。
ENERMAX ETS-T40Fit Series ETS-T40F-TB 市場想定売価税抜4.480円(2015年8月5日発売) 製品情報(ENERMAX)(株式会社リンクスインターナショナル) |