エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.434
2015.08.25 更新
文:GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
ここからは評価機を実際に動作させ、各種ベンチマークテストによりパフォーマンスを検証していく。言うに及ばず「LIVA X 2」は完成品PCのため、テストは借り受けたままの状態で行っている。
ここからはベンチマークテストを実行し、「LIVA X 2」のパフォーマンスをチェックしていく。まずは定番のCGレンダリングソフト「CINEBEHCN R15」による、CPUコアの性能を確認しよう。「LIVA X 2」の搭載するCeleron N3050は2コアの省電力なSoCで、バースト時は最高2.16GHzまで動作クロックが向上する。
「CINEBEHCN R15」 |
さすがにAtomの流れを汲むTDP6WのSoCとあって、スコア自体は低め。動画エンコードやレンダリングなどの処理はやや荷が重い印象。とは言え、Webブラウジングなどの標準的な作業ではもたつくこともなく快適に動作する。
続いて、定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」により、GPUコアのパフォーマンスをチェックする。オンボードグラフィックスであることから、テスト項目は「Cloud Gate」と「Ice Storm」の2種類を選択することにした。
「3DMark」 |
ローエンド・モバイル向けの「Cloud Gate」では、まずまずのスコアをマーク。エントリーPCやモバイルデバイス向けの「Ice Storm」では、13,000オーバーと申し分のないスコアを記録。Bay Trailから進化したBraswellのグラフィックス性能が明らかとなった。
とはいえ、最新の3Dパフォーマンスを要求するのは酷と言うもの。あくまでWebブラウジングやオフィスアプリケーションのような使い方がオススメだ。