マルチGPUも標準対応。便利なエッジフリー仕様のPCIe（x1）を備える拡張スロット

拡張スロットは、PCI-Express3.0（x16）とPCI-Express3.0（x1）をそれぞれ3基ずつ搭載。PCIe（x16）スロットはQuad SLIと3-Way CrossFireXのマルチGPU構成に対応するほか、PCIe（x1）スロットはエッジフリーで汎用性を高めた「Flexible PCIe」が採用されている。

拡張スロットは全部で6基、PCIe3.0（x16）とPCIe3.0（x1）を3基ずつ備える。PCIe3.0（x1）はスロットのエッジをなくし、汎用性を高めた「Flexible PCIe」を採用した

音質をさらに向上させた新設計のオーディオ回路「Purity Sound 3」

ASRockの新世代モデルが搭載するオーディオ回路は、これまた新設計となる第3世代の「Purity Sound 3」だ。Realtek ALC1150オーディオコーデックをベースにした7.1ch対応のシステムだが、入力信号の低ノイズ化など回路設計を一新して高音質化を実現。さらに日本製の音響コンデンサの実装や防磁シールドを装備することで、ディスクリートタイプのオーディオカードに匹敵するサウンドに生まれ変わった。メインストリーム向けモデルながら、ゲーミングマザーもかくやというオーディオ回路を標準装備しているというワケだ。

I/O部と一体型の防磁シールドで守られた、新設計のオーディオ回路「Purity Sound 3」。徹底したノイズの低減など高音質化が図られ、別売りのオーディオカードに匹敵するサウンドを再生することができる
メインチップにはRealtekのALC1150を採用するほか、TI製のヘッドホンアンプなどを標準装備。コンデンサもニチコン製のオーディオ専用モデルが搭載されている