エルミタ的「編集部で使ってみた」
2015.10.15 更新
文:GDM編集部 池西 樹
Ployer「MOMO7W」(発売中) 市場想定売価9,980円前後(製品情報) |
9,000円を切る価格設定で人気を博した格安Windows 8.1タブレット「MOMO7W」に、待望のWindows 10 Home 32bitモデルが登場、9月中旬より発売が開始された。価格は税込9,980円と若干上がったものの、Windowsタブレットとしてはいまだ最安価格帯の位置付けで、最新OSが使える点が最大のメリットだ。
Windows 10をプリインストールした激安タブレットPC「MOMO7W」。パソコンハウス東映をはじめとした東映無線系列店で販売中だ |
基本スペックは従来モデルから変更なく、液晶は解像度1,024×600ドットの7インチIPSパネルを採用。CPUはIntel Atom Z3735G(4コア / 定格1.33GHz / バースト時1.83GHz / L2キャッシュ2MB / TDP2.2W)で、DDR3L 1GBメモリと16GBのストレージを搭載。正直なところ、中華タブレットの中でもかなり控えめのスペックだが、実際の使用感については後半のテストセッションで明らかにしていきたい。
CPUは4コアのAtom Z3735Gを採用。メモリ容量は最大1GBで、帯域幅も通常の半分となる5.3GB/secに制限されることから、パフォーマンス面でやや不安がある |
その他、ネットワークはBluetoothとIEEE 802.11b / g / n無線LAN、インターフェイスはmicroUSB、microSDスロット、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック、30万画素フロントカメラで、センサーは加速度センサーとWi-Fi GPSを備える。
ブルーとホワイトをベースにした鮮やかなパッケージ。サイズは実測で205×158×20mm |
バッテリー容量は2,500mAhで、バッテリーベンチマークソフト「BBench」(キーボード押下 / Web巡回機能いずれも有効 / バランス設定)による駆動時間は2時間11分。外出先で利用するにはやや心もとないスタミナで、ホームユースのサブPCのような使い方がメインターゲットになるだろう。
付属品は、中国語の簡易マニュアルとmicroUSB-USB変換ケーブルのみ。USB AC充電器は別途用意する必要がある | |
液晶面には専用の保護シートがあらかじめ貼り付けられている |