エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.449
2015.10.24 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
黒と赤の配色が映える、「H170 Performance」の電源周り。10フェーズ構成による堅牢なデジタル電源回路を特徴とし、システムの安定動作に貢献している |
「H170 Performance」はフルデジタル制御による電源回路「DigiPower」を採用しており、電源フェーズはミドルレンジとは思えない10フェーズ構成で搭載。12,000時間耐久を誇るニチコン製の「12Kプラチナコンデンサ」や湿度に強い「High Density Glass Fabric PCB」(高密度ガラス繊維PCB)など、コンポーネントは独自の品質基準「Super Alloy」に準拠した高品位モデルがチョイスされている。
1フェーズあたり1個のチョークコイルと2個のMOSFETを搭載。周囲には、通常より20%以上の長寿命を誇るニチコン製の高耐久コンデンサが実装されている | |
電源回路の放熱には、アルミ合金製のXXLヒートシンクを採用。2つがそれぞれ独立に配置され、2箇所のネジで基板上に固定されている |
「H170 Performance」の搭載チップセットは、Intel第6世代Coreプロセッサ“Skylake”に対応するメインストリーム向けチップ「Intel H170 Express」だ。上位のZ170 ExpressからマルチGPUサポートが削除されたほか、PCI-Express3.0レーンが16、USB3.0サポートが8へとそれぞれ抑えられている。CPUのオーバークロックにも対応しないため、定格利用がメインのカジュアルユーザー向けと言える。