エルミタ的「編集部で使ってみた」
2015.11.03 更新
文:GDM編集部 池西 樹
表面に貼り付けられていたスペックシートを剥がしたところ。SSDの主要コンポーネントであるコントローラ、NANDフラッシュ、キャッシュメモリはいずれもSamsung製 |
「SM951-NVMe」シリーズは、NVMeプロトコルをサポートするM.2 SSD。フォームファクタはM.2 2280(80mm)、コントローラはPCI-Express3.0(x4)に対応するトリプルコアプロセッサSamsung「UBX」で、NANDフラッシュには製造プロセス16nmのToggle MLC NANDを採用する。
圧倒的なパフォーマンスを低価格で実現できることから、アキバでの人気も上々とのこと。コストパフォーマンスを重視するなら256GBモデルが、性能を重視するなら512GBモデルがオススメだ |
容量は128GB、256GB、512GBの3モデルがラインナップ。公称転送速度は容量により異なるが、今回の主役である256GBモデル「MZVPV256HDGL-00000」では、シーケンシャル読込2,150MB/sec、書込1,260MB/sec、ランダム読込300,000 IOPS、書込100,000 IOPS。ランダム書込以外は、いずれもSATA3.0(6Gbps)SSDを遥かに凌駕するパフォーマンスを実現。特に読込についてはRAIDを構築した場合でも、ここまで引き上げるのはなかなか困難だ。