エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.453
2015.11.19 更新
文:GDM編集部 Tawashi
「MAGNUS EN970」が搭載するグラフィックス「GeForce GTX 960」のポテンシャルはいかほどか。ここからは実際に動作させ、そのパフォーマンスを各種ベンチマークテストにより検証していく。
まずはCPUのパフォーマンスからチェックを開始。定番のCGレンダリングソフトである「CINEBEHCN R15」を使い「Core i5-5200U」の実力を確認しておこう。
CINEBENCH R15(cb) |
「Core i5-5200U」はTDPを15Wに抑えた省電力仕様のノートPC向けCPUだが、結果はシングルコアで106cb、マルチコアで254cbというまずまずのスコア。小型ベアボーンに搭載されるCPUとしては、十分なスペックと言えるだろう。
お次は定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」により、「GeForce GTX 960」のポテンシャルを検証する。プリセット設定は、DirectX 11対応の「Fire Strike」と、より負荷の高い「Fire Strike:Extreme」の2つを選択し測定を行った。
Fire Strike | |
Fire Strike:Extreme |
「Fire Strike」では“3DMark”で5,565、“Graphics Score”では4,230を記録。さらに。高負荷の「Fire Strike:Extreme」でも、“3DMark”と“Graphics Score”はいずれも3,000~4,000台をキープしている。「GeForce GTX 960」のポテンシャルは十分発揮されており、たいていの3Dゲームであれば問題なくプレイできるはずだ。