エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.453
2015.11.19 更新
文:GDM編集部 Tawashi
続いて、テッセレーションを駆使した3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」のスコアをチェックしていこう。プリセットはDirectX 9ベースの“Basic”と、より高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択している。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
DirectX 9ベースの「Basic」では、Average FPSが“94.4FPS”、MaxFPSでは“203.3FPS”を記録するなど、期待通りの結果。一方DirectX 11ベースの「Extreme」ではMaxFPSが“92.7FPS”を記録。Average FPSも“42.5FPS”とシングルプレイの合格点である30FPSを大きく越える結果に。いずれもパフォーマンスに問題はない。
ここからは、実際のゲームプレイを想定したベンチマークを使い、検証を進めて行くことにしよう。まずは手始めに、比較的ライトなタイトルからスタート。「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク」のスコアを確認しておこう。グラフィックス設定は“標準品質”と“最高品質”、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2種類を選択して計測を行っている。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク |
いずれの解像度でも申し分のないスコアを記録。また解像度によるパフォーマンス差が小さいことから、フルHDを超える高解像度表示でも快適にゲームを楽しむことができるだろう。
引き続き、DirectX 11対応タイトルから「ロストプラネット2ベンチマーク」を選択。品質設定は「アンチエイリアス」を“MSAA8X”、それ以外を“HIGH”にセットし、最大限の負荷がかかる設定で計測を行った。なお解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンで計測している。
ロストプラネット2ベンチマーク |
1,280×1,080ドットの最高画質では約62.4fpsのスコアをマーク。また、1,920×1,080ドットでもシングルプレイの基準である30fpsを越えている。マルチプレイの合格点である60fpsにはわずかに届かなかったものの、十分にゲームを楽しめるレベルといえる。
続いて、DirectX 11にも対応した「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」公式ベンチマークのスコアを確認していこう。APIはDirectX 9とDirectX 11、品質設定のプリセットは“高品質”と“最高品質”、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク(DirectX9) | |
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク(DirectX11) |
“最高品質”時の1,920×1,080ドット環境以外では、「非常に快適」とされる7,000を楽々クリア。また、全体的にDirectX 11時のスコアがDirectX 9のスコアを上回っており、より最適化が施されているのが分かる。「MAGNUS EN970」であれば、快適なプレイが約束されているといえそうだ。