Killer NICやゲーミングデバイス用ポートを備えたバックパネルインターフェイス

バックパネルインターフェイスは、USB3.0×4、USB2.0×4、PS/2×1、オーディオ入出力などを搭載している。ギガビットLANはKiller E2400チップによる「Gaming LAN」を採用しているほか、LAN端子には15KVのサージ保護回路も装備。ゲーミングマウスを接続するのに最適な、ソフトウェアでカスタマイズ可能な「Gaming Device port」も備えている。なお、グラフィックス出力はDVI-D×1とHDMI×1を備え、2画面同時出力も可能だ。

必要な装備は十分揃っている印象のバックパネルインターフェイス。ちなみに左端のPS/2ポート直下に搭載するUSB2.0ポートが、ゲーミングマウス・キーボード用に用意された「Gaming Device port」だ

「H170 GAMING M3」の基板上を彩るコネクタ・チップたち

画像セッションの最後に、「H170 GAMING M3」が基板上に実装するコネクタやICチップなどをまとめてチェックしておこう。

ネットワークチップにゲーマー御用達の「Killer E2400」を採用する「Gaming LAN」。Killer NICは低レイテンシかつアプリケーションの優先処理設定などに対応、オンラインゲームで威力を発揮する
I/OコントローラNuvoton「NCT6793D-M」	PCIe-PCIブリッジチップASMedia「ASM1083」
DVI/HDMIシグナルスイッチNTP「PTN3360DBS」	内蔵シリアルポート用のBCD Semiconductor製コントローラ「AZ75232GS-G1」
オーバークロック動作における、OS起動時のフリーズを防止する「Slow Mode」スイッチ。CPU倍率を一時的に8倍に下げる機能だが、このモデルでは使用しないかもしれない
ATX電源コネクタは、一般的な24pin+8pin構成だ