エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.459
2015.12.07 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による検証を進めていこう。計測は、すべての項目にチェックをいれ、システムに最大負荷がかかる環境にてテストを実行している。
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による各電圧の変化 | |
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による各電圧の最大/最小/平均値 | |
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」実行時の消費電力推移 |
GPUにも負荷がかかるため「OCCT 4.4.1:CPU」に比べると、消費電力は約120W増加し270W前後で推移。そのため+12Vの平均値は12.082Vへ、最小値は12.000Vへと低下しているが、規定値を割ることはなく動作に問題なし。ちなみに本テスト中でもファンが回転することは一度もなく、300W前後の消費電力であれば完全ファンレス駆動が可能だ。
次に3D描画中の負荷環境を再現するため「3DMark:Fire Strike」実行中の挙動をチェックしていこう。なおテストはLoopモードで実行し、約30分間連続動作させている。
「3DMark:Fire Strike」による各電圧の変化 | |
「3DMark:Fire Strike」による各電圧の最大/最小/平均値 | |
「3DMark:Fire Strike」実行時の消費電力推移 |
これまでのテストに比べると電力の変動が大きいテストだが、+12Vの平均値は12.025V、最低値も12.000Vをキープ。+5Vや+3.3Vの数値にも大きな変化は見られず、急激に負荷が変わるような場合でも安定した出力が期待できる。