エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.464
2015.12.23 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
「黒鼓」の内外装をくまなくチェックしたところで、付属品を紹介しよう。そもそも拡張性は最小限に抑えられているミニPCケースだけに、組み込みに必要なネジの種類や個数は少ない。またモデル特有のネジは使われておらず、自作派なら手持ちのネジ類だけで組み込みは完了できるだろう。
なおマニュアルには付属品の内訳は明記されておらず、ジッパー袋へひとまとめに収められたネジ類について、個別の解説もない。いかに組み込みが楽であるかという証拠である反面、ライトユーザーは若干戸惑うかもしれない。そんな時には是非本稿を参考にして頂ければと思う。なおカッコ内は個数を表している。
特徴的な外観デザインで話題の「黒鼓」だが、オリジナルパッケージもちょっとした話題になっている。実測W255×D255×H385mmの長方形のボックスは、上部には店頭購入時を想定したハンドルが付き、楽に持ち帰りが可能。正面には漢字で大きく「黒鼓」と書かれ、背景には「3.1415926535・・・」と、円周率がプリントされている。
なかなかセンスのいい外装パッケージ。オリジナルで作成するあたり、製品に込められたメーカーの思い入れの強さをうかがい知ることができる |