フルデジタル制御の12フェーズ電源回路を搭載

12フェーズのフルデジタル電源回路。実装コンデンサは高い耐久性に加え高級感を演出するゴールドカラーのニチコン製コンデンサ「12K Platinum Caps」

ここからはさらに細かく特徴を解説していこう。「Fatal1ty Z170 Professional Gaming i7」は、フルデジタル制御によりCPUとメモリに安定した電圧を供給する電源回路「DigiPower」を採用。電源フェーズは12フェーズ構成で、製品寿命12,000時間を誇るニチコン製「12K Platinum Caps」や通常の3倍の飽和電流を誇る「Premium 60A Power Choke」、抵抗を1/5に削減した積層MOSFET「Dual Stack MOSFET」など、高品質なコンポーネントを搭載している。

電源回路には、容量の異なるコンデンサを実装することでCPUへの電源供給のレスポンスタイムを向上し、ノイズを低減させた「Combo Cap」デザインを採用
	電源回路には、アルミニウム製の大型ヒートシンク「XXL Aluminum Alloy Heatsink」を搭載。「Fatal1ty」シリーズおなじみのブラックとレッドの2色デザインだ
ヒートシンク裏面にはサーマルパッドを装備。MOSFETの熱をヒートシンク伝えている	2ブロック構成のヒートシンクはヒートパイプで連結されている

チップセットには“Skylake”向け最上位「Intel Z170 Express」を搭載

チップセットには “K”型番のオーバークロックや、CPUのPCI-Express3.0レーン分割に対応する最上位チップセットIntel Z170 Expressを搭載。ゲーミングPCの構築だけでなく、オーバークロックにも最適化された性格を持ち合わせている。

20レーンのPCI-Express3.0をサポートしているSkylake向けチップセットIntel Z170 Express
電源回路と同じブラックをベースにレッドを配したヒートシンクを装備。カッパーカラーの「FATAL1TY」ロゴも入っている	手に取るとズシリと重いヒートシンクは、高級感のある仕上がり
ヒートシンク裏面にはサーマルパッドが装着済み。基板には2本のネジで固定されていた	ブラックとレッドの異なるパーツを組み合わせて構成されているチップセットヒートシンク