4K対応の画面出力やUSB Type-Cが並ぶバックパネルインターフェイス

バックパネルインターフェイスには、最新のUSB3.1（Gen2）Type-CからPS/2まで、新旧で必要なコネクタの大抵が揃っているという印象だ。ポート構成はUSB3.1（Gen2）Type-C×1、USB3.0×2、USB2.0×2、PS/2×2、オーディオ端子×6で、ネットワークはIntelチップのギガビットLANを搭載している。
　また、画面出力はHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1の3系統を装備。HDMIポートは4K解像度（24Hz）出力にも対応している。

一通り使いたいコネクタが網羅されたバックパネルインターフェイス。Skylake世代でのWindows 7インストール時に活躍するPS/2も装備する。なおUSB3.0ポートなどが不足する場合は、別途拡張カードで対応しよう

「Z170A SLI Plus」の主要な搭載チップをチェック

最後に画像セッションの締めくくりとして、「Z170A SLI Plus」が基板上に実装するICチップの類をまとめてチェックしていこう。なおコスト重視のメインストリーム向けモデルであることから、起動・検証用のボタンなどはほとんどがオミットされている。

大容量かつ高効率なチョークコイル「DARK CHOKE」。MOSFETはNIKOS製「PK632BA」を採用、1フェーズあたり2チップ構成で実装されている	コンデンサには、10年以上の長寿命を誇る高耐久な「DARK CAP」が採用されている
デジタルPWMコントローラIntersil「ISL95856」	I/OコントローラNuvoton「NCT6793D-M」
USB3.1コントローラASMedia「ASM1142」	Texas Instruments製PCIeシグナルスイッチ「HD3SS3415」
起動時のトラブルを判別できる「EZ Debug LED」。CPUとDRAM、VGAのいずれかに問題が発生すると、該当のLEDが点灯する