軽量なアルミニウムケースを採用するADATA「Premier SP550」。厚さは7mmのスリムタイプ

スペックの確認に続き、ここからはADATA「Premier SP550」の外観を画像にて確認していこう。筐体はスリムノートPCにも搭載できる7mm厚のアルミニウム製で、9.5mm厚に変換するスペーサーが付属。重量は実測で51gと軽量なことから、HDDを搭載するノートPCへの換装であれば軽量化の効果も期待できる。

表面にはADATAのシンボルである、カラフルなハチドリがプリントされたシールを貼り付け
裏面にはシリアル番号や保証コードが印刷されたシールを貼り付け。また台湾で製造されていることが確認できる
カバーを固定しているのネジの1本は“WARRENTY VOID”シールで封印されている	製品には本体の他、クイックスタートガイドと9.5mm厚のスペーサーが付属
パッケージは実測104×130×12mmのコンパクトサイズ。表面の一部はアクリルウィンドウ化され、筐体シールのロゴと一体化したデザインを採用する

封印シールを破り内部構造チェック

封印シールで保護されたネジを取り外し、エルミタおなじみの内部構造チェックを敢行する

続いて、4本のネジを外し、NANDフラッシュやコントローラ、キャッシュメモリなど搭載コンポーネントについて確認していこう。なおカバーを固定しているネジの1本は“WARRENTY VOID”シールで封印されている。もちろんシールを破ってしまうと製品保証は一切受けられなくなる。

基板はさらに3本のネジで台座部分に固定されていた
基板表面には4枚のNANDフラッシュと電源回路を実装。なお基板の重量は実測約19g
基板裏面には4枚のNANDフラッシュ、コントローラ、キャッシュメモリを搭載
1x / 1Y / 1Z nm世代のTLC NANDをサポートするSATA3.0（6Gbps）コントローラ、Silicon Motion「SM2256」
NANDフラッシュはSK hynix製TLC NAND「H27QEG8NDM5R」。製造プロセスは16nm、容量は1枚あたり32GBで、裏表計8枚搭載する
キャッシュメモリはDDR3L-1600MHz駆動のNANYA「NT5CC128M16IP-DI」。容量は256MB	インターフェイスは標準的なSATA3.0（6Gbps）
	アルミニウムのケースとカバーは実測で合計約32g