エルミタ的「編集部で使ってみた」
2016.01.02 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「ASP550SS3-240GM-C」をSkylakeプラットフォームに組み込み、パフォーマンスを検証する |
画像による検証が終わったところで、ここからは各種ベンチマークソフトにて「Premier SP550」シリーズの240GBモデル「ASP550SS3-240GM-C」のパフォーマンスをチェックしていこう。使用するベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293」「CrystalDiskMark 5.1.0」「HD Tune Pro 5.60」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類。従来同様ドライバ、ベンチマークソフトのみをインストールしたシステム用SSDから起動し、テストドライブにはデータを書き込まないクリーンな状態で計測を行っている。なおテスト環境の詳細は以下の通り。
まずは「AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293」にて、「Premier SP550」の基本性能と圧縮率の影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293:総合ベンチマーク | |
AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293:Compression-Benchmark |
総合ベンチマークを確認するとシーケンシャルアクセスは読込が約500MB/sec、書込が約450MB/secで、SATA3.0(6Gbps)SSDとしては十分なスコア。一方ランダムアクセスは4K-64Thrdの書込が100MB/sec中盤とやや低調。これが足を引っ張り総合スコアも888に留まった。また「Compression-Benchmark」は、読込約510MB/sec、書込約460MB/secでほぼ安定しており、シーケンシャルアクセスは圧縮率の影響を受けないことが分かる。