懐かしのPCパーツ図鑑番外編
2016.01.03 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
今発売しても十分に通用するであろう3連アナログメーターの「Musketeer」。発売から10年以上が経過しているにも関わらず、このほど編集部の機材置き場に新品未開封状態で発掘された。外装パッケージのところどころに色褪せた部分も見受けられるが、本体が包まれたビニールも出荷時そのまま。付属品も全てが揃っている。
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パッケージから取り出した形跡がない、新品未開封の「Musketeer」。おそらく購入後、そのまま忘れ去れていたもののようだ。このほかに、マニュアルも同梱されていた |
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Cooler Master「Musketeer」の外装パッケージ。ところどころ、色がかすれたり褪せているところもあり、さすがに時代を感じさせる。ちなみにこの辺りから、Cooler Masterのパッケージはパープル基調になっていく |
本当ならば、針が左右にブルブル振れる方が面白いはずだが、それはもう言うまい。ここからは新品未開封状態だった「Musketeer」をパッケージから取り出し、細部をチェックしてみよう。
メーターは3つだが、コントロール機能として、「電圧」(左)と、「音圧」(中央)の2つが制御可能。これらの調整は、各メーター間に備え付けられているスライダーで行うことになる。上下に約12mmほどのストロークで、電圧は6V~11V(ICコントロール)範囲、音圧は-20~+3dB範囲でそれぞれ調整できる仕掛けだ。
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スライダーは上が「MAX」、下が「MIN」。ちなみにプラスチック製のキャップは単なるはめ込み式で、当時「紛失した」という話をよく耳にした |