懐かしのPCパーツ図鑑番外編
2016.01.03 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
「Musketeer」の機能を一通り把握したところで、付属品をご紹介しよう。2つのジッパー袋に収められているのは、ひとつが拡張ブラケット、そしてもうひとつがケーブル類だ。
前者の拡張ブラケットには、音声「IN」「OUT」端子が装備され、内部にはφ3.5mmステレオミニジャックが伸びている。後者のケーブル類は、両端がφ3.5mmステレオミニジャックのケーブル(200mm)、ファンコネクタ(3pin) – 4pinペリフェラル電源ケーブル(800mm)、ファンコネクタ(3pin) の2分岐ケーブル(800mm)、そして温度センサー(フィルムタイプ・サーミスタ)ケーブル(800mm)の計4種類が同梱されていた。
「音圧」制御用に必須の音声入出力端子付き拡張ブラケット | ケーブルは全4種類。「Musketeer」をフル活用するには全ての接続が必須 |
ここでたいへん余計な事ながら、「Musketeer」の内部構造をチェックしてみる。新品未開封の”貴重品”はあっけなく開封され、電源が投入される事無く、本体カバーも開封されてしまうというワケだ。
スチール製の筐体は、両側面に各3本、背面に1本、合計7本のネジで固定されていた。まずはあらわになった基板を観察してみよう。