エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.467
2016.01.07 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
続いて「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」によるパフォーマンスチェックを実施。ベンチマークは解像度1,920×1,080ドットの「最高品質」と「標準品質」で実行している。
「最高品質」:「RD-R7-360E-E2GB-JP」 | |
「最高品質」:GeForce GTX 750 Ti | |
「標準品質」:「RD-R7-360E-E2GB-JP」 | |
「標準品質」:GeForce GTX 750 Ti |
最高品質で“やや快適”、標準品質で“とても快適”を獲得しており、フルHD解像度までなら十分楽しめる実力を備えている。しかし、GeForce GTX 750 Tiとの比較ではいずれも6割弱と大きく後塵を拝する結果。性能面ではRadeon R7 360EはGeForce GTX 750 Tiの下位に位置するモデルと言えるだろう。
最後はライト~ミドル級ゲームの「World of Warships」(WoWS)をプレイして、ゲーム中のフレームレートを比べてみよう。WoWSのゲームクライアントは、「0.5.2.0」を使用し、解像度1,920×1,080ドット、描画設定をプリセットの「最高」に設定。フレームレートは「Fraps」を使用し、「Co-op戦」プレイ時の60秒間で計測している。
WoWSプレイ中のフレームレート(fps) |
これまで同様に「RD-R7-360E-E2GB-JP」のフレームレートはGeForce GTX 750 Tiを下回るものの、スコアは最小31fps、平均41.7fpsで十分遊べるレベル。プレイ人数の多い「ランダム戦」も試してみたが、大きくパフォーマンスが低下するシーンもほとんどなく、プリセットを「最高」から、若干落としてやれば特に問題ないだろう。