エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.468
2016.01.10 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ベンチマークのラストは「ATTO Disk Benchmark 3.05」を使い、シーケンシャルアクセスの最高性能を確認しておこう。
ATTO Disk Benchmark 3.05 |
読込は最高559MB/secで、スコアに大きなブレもなく安定した結果。書込は16MBや48MBでやや落ち込みが見られるものの、こちらも最高値は公称値を超える497MB/secを計測した。
人気エントリーSSD「BX100」シリーズの後継モデルとして登場した「BX200」シリーズ。「HD Tune Pro 5.60」のBenchmarkでは、やや不安定な挙動を示すものの、その他のテストでは公称値を上回るスコアを計測するなどパフォーマンスは上々。独自機能やファームウェアの最適化により、NANDフラッシュ変更の影響を感じさせない、期待通りの仕上がりだ。
同クラス最廉価帯のコストパフォーマンスが魅力の「BX200」シリーズ。960GBの大容量モデルも用意されており、データドライブ用のストレージにもオススメだ |
またTLC NAND SSDを使う上で、どうしても気になる耐久性についても“1日あたり40GB×5年間相当”まで対応が謳われており、コンシューマ向けとしては必要十分。同クラス最廉価帯の価格に加え、960GBという大容量モデルも用意されていることから、起動ドライブだけでなくデータドライブ用のストレージとしても力を発揮してくれることだろう。