黒・赤の2色に色分けされたメモリスロット。動作クロックは2,133MHzまで設定可能

メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR3×4本で、UEFIには4倍（800MHz）～10.66倍（2,133MHz）までの設定が用意されていた。またメモリプロファイルはX.M.Pをサポートするため、対応メモリならタイミングや電圧を細かく設定する必要はない。

CPUソケット側からDDR3_4 / DDR3_2 / DDR3_3 / DDR3_1の並び。2本で運用する際にはDDR3_4 / DDR3_3（黒）または、DDR3_2 / DDR3_1（赤）を使用するとデュアルチャネル動作になる
UEFIの「Extreme Memory Profile（X.M.P.）」からプロファイルを選択するだけでオーバークロックメモリが使用できる
メモリ倍率は4.00倍 / 5.33倍 / 6.66倍 / 8.00倍 / 9.33倍 / 10.66倍の6段階から設定可能
今回検証に使用したCORSAIR「XMY8GX3M2A2400C11R」では、プロファイルを読み込むだけで2,133MHzにて安定動作した

高速ストレージ環境を構築できるNVMe対応M.2スロット

ストレージインターフェイスは、SATA3.0（6Gbps）×6とM.2×1の計7つ。M.2スロットの接続インターフェイスは、PCI-Express2.0（x2 / 10Gbps）またはSATA3.0（6Gbps / SATA3_5と兼用）をサポートし、フォームファクタはM.2 2242 / 2260 / 2280に対応する。

SATA3.0（6Gbps）はチップセット接続の計6ポート。RAIDレベルは0 / 1 / 5 / 10 / JBODに対応する

M.2スロットはPCI-Express2.0（x2）またはSATA3.0（6Gbps）に対応。もちろんOSの起動もサポートされる

マニュアル記載のストレージ構成表。M.2スロットにSATA3.0（6Gbps）SSDを搭載するとSATA3_5は使用不可となる。またPCI-Express SSD接続時は、PCI-Express2.0（x4 / x16形状）スロットの帯域幅がx2に制限される