エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.473
2016.02.04 更新
文:GDM編集部 池西 樹
サーバー・ワークステーション向けチップセットIntel C232を搭載する「E3V5 WS」。プラットフォームはLGA1151を採用するため、コンシューマ向けCore / Pentium / Celeronシリーズへの対応も謳われている。とは言え、まったく制限なく動作するのか気になるところ。そこで今回はコンシューマ向け最上位Core i7-6700Kと、最下位Celeron G3900Tの2種を使い、動作を確認してみることにした。
「CPU-Z 1.75.0」および「デバイス マネージャー」から確認できるように、Core i7-6700K、Celeron G3900Tとも問題なく認識・動作させることができた。特にエントリーサーバー / ワークステーションで採用されることが多い、Core i3 / Pentium / Celeronシリーズとの組み合わせなら、コンシューマ向けにも関わらずECCメモリのサポートが謳われているため、低価格にECCメモリ環境を構築したい場合には、「E3V5 WS」は非常に有望な選択肢となるだろう。
「E3V5 WS」では、Windows 10 / 8.1 / 8 / 7はもちろん、サーバー向けのWindows Server 2012 R2 / 2012 / 2008 R2に正式対応するのも大きな特徴だ。各種ドライバは付属CDの統合インストーラーで一括導入できるため、コンシューマ向けOSとほぼ同じ感覚でインストールすることができる。