「OC GURU II」で簡易チューン、「GV-N98TXTREME W-6GD」の実働テストを開始

ここからは、いよいよオールインワン水冷仕様のGTX 980 Tiカード「GV-N98TXTREME W-6GD」を動作させ、そのパフォーマンスをチェックしてみよう。なおテストにあたっては、GIGABYTEの簡易オーバークロックユーティリティ「OC GURU II」に用意された、「OC」「GAMING」「ECO」の3種類のプリセットを使用して測定を行った。詳細なテスト環境については以下の表を参照のこと。

テストにあたって、GIGABYTEのOCユーティリティ「OC GURU II」を使用。ワンクリックの簡易チューニングやモニタリングが可能な便利ツールだ
「OC GURU II」では、動作クロックの異なる3つのプリセットが選択できる。システムを再起動する必要もなく、クリックするだけでシームレスに動作モードを切り替えることが可能だ
標準の「GAMING」モードは、ベースクロック1,216MHz、ブーストクロック1,317MHz、メモリクロック7,200MHz。なおテスト中は、最大1,366MHzまでクロックが上昇していた
省電力仕様の「ECO」モードは、ベースクロック1,126MHz、ブーストクロック1,227MHzに設定されている。最大クロックは1,276MHzで、このモードだけでもリファレンスを上回っている
最もクロックの高い「OC」モードでは、ベースクロック1,241MHz、ブーストクロック1,342MHz、メモリクロック7,200MHzで動作。なお高負荷時は最大1,391MHzまでクロックが上昇する

ケース内部を彩るマルチカラーの「RGB LED illumination」

「OC GURU II」には多彩な設定項目が搭載されているが、「GV-N98TXTREME W-6GD」のイルミネーション機能「RGB LED illumination」の設定もここで行う。一番下の段にある「LED COLOR」でLEDカラーを変更できるほか、隣の「LED STYLE」では発光パターンの切り替えが可能。GIGABYTE「G1」シリーズなど、イルミネーション機能搭載マザーボードとの組み合わせに最適で、“魅せるPC”を手軽に構築できる。

「OC GURU II」には、イルミネーション機能の設定も搭載。発光パターンは「Breathing」「Flashing」「Dual Flashing」の3種類から選択できる
LEDカラーは7色+シャッフルの基本カラーを選択可能。なお「LED COLOR」下部のバーをスライドさせることで、好みの色合いに設定することもできる