エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.476
2016.02.22 更新
文:GDM編集部 池西 樹
まずは3Dベンチマークテストの定番「3DMark」のスコアから確認していこう。プリセットはハイエンドモデルということを考慮して、負荷の重い「Fire Strike」「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike“Ultra”」の3種類を選択している。
Fire Strike“Ultra” | |
Fire Strike“Extreme” | |
Fire Strike |
定格とほとんど差がない「スイッチOFF」(以降:OFF)ではいずれも約2%とその差はわずか。一方「スイッチON」(以降:ON)の状態では定格から約2割クロックが上昇するため、「Fire Strike“Ultra”」や「Fire Strike“Extreme”」では約12%、「Fire Strike」でも約9%と大きな差がついた。本モデルの公称スペックは「ON」の状態に設定されているため、ゲームをプレイする場合には必ず有効にしておこう。
同じく3Dベンチマークテスト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」のスコアも確認しておこう。テスト設定は、プリセットからDirectX 9ベースの“Basic”と、より高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択している。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Extreme” | |
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Basic” |
測定誤差が大きいMin FPSとMax FPSでは一部逆転しているスコアがあるものの、Average FPSはクロックに従い順調に上昇。特に“Extreme”では「定格相当」から約10%と大幅にスコアがアップしており、高解像度・高画質な環境でのゲームプレイではクロックの違いが大きく影響するようだ。