エルミタ的一点突破 Vol.39
2016.02.26 更新
文:GDM編集部 池西 樹
CPU温度(室内温度18.2℃) | |
消費電力 |
定格、4.40GHzともほとんど消費電力に違いのないアイドル時は、いずれも30℃前半で安定。高負荷時でも定格では75℃までしか上がらず、TDP91Wとされる“Kシリーズ”でもまったく不安なく使用できる。続いて消費電力が約30W上がる4.40GHz時のスコアを確認すると、温度は約10℃プラスの85℃まで上昇。短時間で終わる処理なら問題ないレベルだが、高負荷状態が長時間続くような処理を行う場合には、定格での運用をしたほうがいいだろう。
冷却ファン回転数(室内温度26.2℃) |
CPUの温度に変化がないアイドル時はいずれも1,000rpm前後。高負荷時でも定格駆動ではおおむね1,200rpm前後で推移し、まだ冷却性能には余裕がある状態。一方4.40GHz駆動では1,650rpm前後で推移し、1,800rpm近くまで上昇するシーンもみられるなど冷却性能はほぼ上限に達している印象だ。