これからのササキチ

• 編集部
  最後に「これからのササキチ」を教えてください。
• ササキチ氏
  2020年にオリンピックが開催されます。それを待たずに、秋葉原を世界に持って行きたい。秋葉原の全てを見せたいと思っています。
• 編集部
  具体的な予定はありますか。
• ササキチ氏
  海外で秋葉原を紹介するイベントに参加するという話もあります。秋葉原のコンテンツを持てるだけ持って行き、世界にアピールしたいと思っています。
• 編集部
  秋葉原以外でも、去年は横須賀でイベントを行ったり、間もなく山梨では「空想学園」（3月19日）のイベントも控えているようです。ますます忙しいですね。
• ササキチ氏
  エルミタさんの「ササキチのアキバガジェット」もあります（笑）。これまで通り、秋葉原の楽しさをご紹介して行きたいと思います。

「今のアキバを伝えるんだ」

「10年後、ササキチさんは何をしていますか？」。これまで問いかけにはほぼ即答していたササキチは、はじめて少し間を置いた。それは無理もない。多岐にわたるコンテンツが詰まった秋葉原を想い、精一杯汗を流すササキチに、10年後を想像する余裕はない。目の前に全力をそそぐササキチが見据えているのは、せいぜい数ヶ月後まで。先のことは分からないという。

もうひとつ無粋な質問ながら、「サンコーレアモノショップ」を辞める事で定期的な収入が途絶える事になる。この現実について尋ねると、「もしダメならバイトでもなんでもすればい」とアッケラカンだ。その原動力は「みんなが助けてくれるから」と話す。「今のアキバを伝えるんだ」というササキチの姿勢に多くの人が共感し、大好きな秋葉原の活性に賛同してくれる。

いわく、これまで”ノリと勢いだけで来た”という。今後もササキチの活動から、目が離せない。