エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.481
2016.03.20 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
メモリスロットはデュアルチャネルに対応したDDR3×4構成で、最大64GBを実装可能。また、動作クロックは「A10-7890K」がサポートする定格の2,133MHzを超えて、2,400MHz動作のオーバークロックメモリにも対応する。グラフィックスパフォーマンスはメモリクロックの影響も大きいことから、内蔵GPUの実力が最大限に発揮できるだろう。
メモリスロットはDDR3×4で、最大2,400MHzのOCメモリも使用可能。スロット脇にはメモリ用の電源フェーズ2基を実装、安定動作を支えている |
従来のSocket FM2+マザーボードと比較して、特に嬉しいのがPCI-Express2.0(x4)接続のM.2スロット(20Gbps)を搭載する点だろう。今やPCIe接続のM.2 SSDも選択肢が増え、手軽に高速ストレージを組み込めるようになった。さらにSATA3.0(6Gbps)ポートも8基を備え、十分な数のデータ用ドライブを搭載できる。
PCIe2.0(x4)接続のM.2 SSDに対応、Type 2230 / 2242 / 2260 / 2280のモデルを装着できる。なおM.2スロットは「PCIE3」スロットとの排他利用になるほか、SATA接続モデルには対応しない | |
主力ストレージのSATA3.0(6Gbps)は8ポートを実装。チップセットによるRAID 0 / 1 / 5 / 10構築をサポートしている |
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express2.0(x4 / x16形状)×1、PCI-Express2.0(x1)×1、PCI×1を実装。最新グラフィックスからレガシー拡張カードまで、幅広い拡張性が担保されている。また、マルチGPU機能はAMD CrossFire Xをサポートする。
PCIe3.0(x16)からPCIまで、バランスよく実装された拡張スロット。汎用性の高いマシンが組めそうだ | |
なおPCIe2.0(x4)の「PCIE3」スロットは、M.2スロットとの排他利用となる |