エルミタ的業界インタビュー Vol.27
2016.03.27 更新
文:GDM編集部 Tawashi
12月に発売したセミファンレス新GOLD認証電源「RMx」シリーズを皮切りに、Mini-ITXマザーボード専用水冷ユニット「H5 SF」(型番:CW-9060023-WW)といったユニークなモデルをリリースする等、話題に事欠かないCORSAIR。E-ATXでは珍しい倒立型レイアウトを採用するフルタワーPCケース「Carbide Series Quiet 600Q」(型番:CC-9011080-WW)に続き、静音性を高める高密度遮音素材による二層構造を採用したミドルタワーPCケース「Carbide Series 400」を発売するなど、2016年は積極的な動きを見せている。
CORSAIRの新定番電源ユニット「RMx」シリーズは、セミファンレス駆動やフルモジュラーケーブルといったイマドキ仕様 | エルミタでもレビュー済み。Mini-ITX専用のロープロファイル水冷ユニットというチャレンジングな1台となった「H5 SF」 |
今回は市場の視察で来日したSTAFF総勢4名に、日本市場でも多くの支持を集めるCORSAIRの今、そして気になるアレコレを直撃。話は「日本の自作ユーザーがハイエンド化している」というところから始まる。
Bertrand Chevalier(Senior Vice President of Sales) ・・・2010年にCORSAIR入社以来、電源ユニットや水冷システム、PCケース等の製品企画を担当。CORSAIRを人気パーツメーカーとして成功させた功労者のひとりで、現在も重要なポジションからCORSAIRを牽引する。エルミタインタビューは3回目の登場 |
Scott Thirlwell(Director, Asia Sales)・・・普段は台北に在住しつつ、アジア地域でのセールス・マーケティングを統括。頻繁に来日しているため、日本の自作PC事情にも精通。昨年は、念願の富士山登頂を実現 |