240mmまでの電源ユニット搭載スペース

ボトムレイアウトの電源ユニットは、公称240mmの搭載スペースが確保されている。設置面には金属同士の密着を嫌い、ラバークッションが装備済み。底面には冷却ファンの吸気用となる通気孔があり、スライド着脱式の防塵フィルタも備えられている。なお設置スペースには、2.5 / 3.5インチドライブ共用の搭載スペースがあり、場所を分け合う事になる。

ボトムレイアウトの電源ユニット搭載スペース。冷却ファンの位置にはスライド式防塵フィルタが装備される

全7段の拡張スロット

拡張スロットはATX標準の全7段が装備される。ブラケットはホワイトボディに映えるブラック塗装。スリットを設ける事で、通気性が考慮されている。また内部から見て左手には、ハニカム状の通気孔も確認できる。

ブラケットの固定は、一般的なネジ留めタイプを採用する

ケーブルマネジメント機構

ストレージ搭載スペースを全て裏側に配置しているだけあって、ケーブルマネジメント機構に手抜かりはない。右サイドパネルを全開にして、マザーボードトレイ背面をチェックすると、グロメット付きスルーホールをはじめ、左サイドパネル側メインエリアとの間を行き来する、ケーブルの”通り道”が要所に装備されている。

「SST-PM01」は、ストレージ全てをメインエリア背面にレイアウトした設計が特徴。ケーブルマネジメント機構は、無理なく裏配線を行うには重要なファクターだ
マザーボードトレイとサイドパネル間は実測で約15mm。ただしここは最も狭いスペースで、プラスチックカバーエリアは内部も広々。余ったケーブルを押し込んでおく事もできる	マザーボード側面に合わせた縦3つのスルーホール。ロゴ入り面ファスナーは使い勝手がいい
下部プラスチックカバーのグロメット付きスルーホールは、グラフィックスカード補助電源コネクタへの最短距離。電源ユニット付近にも横2つのスルーホールを備えた