エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.485
2016.04.29 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
ゲーミングPCケースの性格を持つ「SST-PM01」は、ボディを光で彩るLEDイルミネーション機能が搭載されている。
ボディ色がホワイトの場合ブルーLED、ブラックの場合レッドLEDが組み合わされ、PCを光で演出。なおLED給電用コネクタ(4pinペリフェラル)は、フロント寄りにある |
まずはトップパネル後方に注目。トップパネルが固定される台座部分の左右には、透明のプラスチックでカバーされたLEDストリップが内蔵されている。カラーはブルーで、トップパネルの隙間から前後に高輝度の光が漏れる仕組み。さらに左側面の上下にもLEDを6個内蔵。PCケースの内部を間接的に照らし、アクリルウインドウからはLEDにより浮かび上がった内部構成パーツを楽しむ事ができる。
トップカバー内部に仕掛けられたLEDストリップ。独特なトップカバー形状から、フロント方向およびリアの排気孔付近を照らし出す | |
左サイドの上下には、各6つのLEDチップを内蔵。間接照明さながら、アクリルウインドウ越しに柔らかい光がPCパーツを照らす演出を楽しむ事ができる |
また、忘れてはならないのが、フロント部に標準搭載される140mm口径ファン3基にもそれぞれブルーLEDを内蔵。LEDイルミネーション用に配線済みの4pinペリフェラルコネクタに電源ケーブルを接続すれば、全てのLEDが連動して発光する。
なおトップパネル右前方を見ると、LEDの文字が刻まれたボタンがある。これは4セグメントLEDライトコントローラーの切り替えスイッチだ。LEDを一括し、プリセットされた発光モードからセレクトが可能。最高輝度にて点灯する「full brightness」、輝度50%の「half brightness」、点滅パターンの「breathing pattern」、そして消灯の「OFF」。計4種類のアクションは、シーンや気分に合わせ、自由にチョイスができる。
「SST-PM01」の外回りから内部構造まで、一通りのチェックが終わったところで付属品をチェックする。組み込みに必要なネジ類はひとまとめにジッパー袋に収められていた。その中から必要なネジを都度探す事になるワケだが、そもそも種類が少ないため、さほど苦労はしない。ちなみに「Screw D」と呼ばれる3.5インチHDDマウント用ネジのみがモデル特有の形状で、その他は自作PCではお馴染み(または代用可能)のネジが使われている。さらに余計な事を言うと、PCケースの付属品としては付きモノの結束バンド(タイラップ)は同梱されていなかった。
Screw A #6-32 X6.6 | Screw C #6-32 X5 |
Screw D #6-32 X15-D=10 | Screw B M3 X5 |
Screw M3-4 | 冷却ファン用3pin延長ケーブル |
マニュアル・・・図説も豊富なマニュアルは、日本語を含め計10言語に対応 |