エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.486
2016.04.30 更新
文:GDM編集部 池西 樹
搭載チップセットは、オーバークロック非対応のSkylake向けメインストリーム「Intel H170」。ご存知の通り、そのままではオーバークロックに対応しないため、「H170 Pro4/Hyper」では外部クロックジェネレータを追加し、BCLK調整を可能にしている。またPCI-Express3.0レーン数も20基から16基へと削減されているが、こちらはよほどハイエンドな構成でなければ違いが気になることはないだろう。
Skylake向けメインストリームチップセット「Intel H170」。製造プロセスは22nmで、TDPは6W | |
チップセットのヒートシンクもメタリック塗装。基板には2本のネジで固定されていた |
メモリスロットは、デュアルチャネル対応のDDR4×4本で、最大64GBまで増設可能。UEFIに用意されている動作クロックの上限は2,133MHzで、SamsungやKingston製メモリ搭載時にレイテンシを低減する独自オーバークロック機能「DDR4 Non-Z OC」に対応する。
ストレージは、定番のSATA3.0(6Gbps)×6に加え、SATA Express×1(10Gbps)と、PCI-Express3.0(x4)に対応するUltra M.2(32Gbps)を標準装備。さらにRAID機能(RAID 0 / 1 / 5 / 10)もサポートされ、パフォーマンスと信頼性を両立したストレージ環境を構築できる。
PCI-Express3.0(x4)接続のUltra M.2スロット。フォームファクタは2230 / 2242 / 2260 / 2280 / 22110に対応し、SATA3.0(6Gbps)SSDもサポートされる | |
SATA ExpressはSATA3.0(6Gbps)×2と排他仕様。いずれも縦配置のコネクタを採用する |