エルミタ的「編集部で使ってみた」
2016.05.07 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
ここからは評価サンプルをパッケージから取り出し、「Commander F6 RGB」をじっくりと眺めてみよう。
5.25インチベイ1段を占有するボディサイズは幅150mm、奥行きは90mm、高さは43mm。ブラックのボディはプラスチック製で、金属類の露出はない。両側面を見ると、5.25インチオープンベイへの固定用ネジ穴が3箇所備わり、微調整ができるようになっている。
左右側面には縦2つのネジ穴が3列に並ぶ。PCケースのオープンベイに対し、設置位置の調整ができるというワケだ |
左右幅一列に整列する6個のボリュームコントロールスイッチは、ツマミ部分もプラスチック製。表面からは実測で約10mm張り出す事になる。あまり見かけなくなったとはいえ、開閉ドア付きPCケースに取り付けた場合、ぶつからないように事前チェックする必要がある。
ボリュームコントロールスイッチは直径10mm。いわゆる「可変抵抗用つまみ」はプラスチック製。軸はカットされているため、最少に絞ると印は全て左下を向く |
LEDパネルは実測で縦20mm、横120mm。ここに冷却ファンの回転数や6箇所に設置したセンサーによる温度表示ができる。なおこのパネルは「マルチカラーディスプレイ」と呼ばれ、16色のカラー表示に対応。PCケースのボディや構成パーツのカラーテーマに合わせ、色が変更できる。近頃流行の”魅せるPC”を構成するパーツとしても、大きなインパクトがある。
LCD「マルチカラーディスプレイ」は、16色から任意でカラーの選択が可能。実用のみならず、ドレスアップアクセサリーとしても存在感はタップリだ |