エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.488
2016.05.11 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
電源ユニットをUSB接続することで、専用ソフト「DPS G PC APP 2.0」を使用したモニタリングが可能。消費電力や電力効率、ファン回転数など、本来モノ言わぬ電源の情報をくまなくチェックできる |
「Smart DPS G 750W Gold」を最も特徴付けているのは、言わずもがなスマート電源としてのモニタリング機能だ。現行世代でクラウドベースの「Smart Power Management」(SPM / スマート電源管理機能)として提供されている機能で、PCソフト・クラウド・スマホアプリを介して電源ユニットとシステムの情報を確認することができる。PC版ソフトについては概ね「Toughpower DPS」シリーズと同じ感覚だが、クラウドベースの新機能はまったく新しい要素だ。
まず公式サイトからPC版ソフトをダウンロードして起動させると、Thermaltakeのクラウドページでメールアドレスを登録し、アカウントを作成するように誘導される。なお、電源ユニットはシリアルで管理されてアカウントに紐付けされるため、基本的には登録した人だけがその個体をモニタリングできるという、パーソナルな仕組みになっている。もっともアカウント内には複数台の電源が登録できるため、同一アカウントを仲間同士で共有するといった使い方もアリかもしれない。