エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.488
2016.05.11 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
続いては、「AIDA64 Extreme Edition」が搭載するシステムテスト「System Stability Test」を実行。すべての項目にチェックを入れ、最大レベルの負荷がかかるように設定して検証を行った。
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による各電圧の変化 | |
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」による各電圧の最大/最小/平均値 | |
「AIDA64 Extreme Edition:System Stability Test」実行時の消費電力推移 |
「OCCT 4.4.1」に比べれば負荷は少なめなものの、消費電力は最大で600Wに迫るシーンがあり、平均でも500W前後で推移するパワフルなテストだった。結果はこちらもすべての電圧値で定格以上をキープ。変動幅も少なく、グラフも終始フラットな状態が続いていた。高負荷環境においても、出力がきわめて安定しているのがよく分かる。
次は、3Dグラフィックス描画時の高負荷環境を「3DMark」でテストする。最高の負荷を与えるため、設定プリセットは「Fire Strike Ultra」を選択。これまでのテスト同様にLoopモードにて30分間動作させることにした。
「3DMark:Fire Strike」による各電圧の変化 | |
「3DMark:Fire Strike」による各電圧の最大/最小/平均値 | |
「3DMark:Fire Strike」実行時の消費電力推移 |
テスト項目の入れ替わりで激しく消費電力が移り変わるテストながら、結果は「OCCT 4.4.1」同様に、特に重要な+12Vで最大/最小値の変動幅がわずか0.125Vに収まった。急激に負荷が変化する厳しい状況においても、しっかりと安定動作を維持しているのはさすがだ。