エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.489
2016.05.19 更新
文:GDM編集部 池西 樹
引き続き、データサイズによるパフォーマンスの違いと、ランダムアクセスの最高値を中心に「CrystalDiskMark 5.1.2」のスコアをチェックしていこう。データサイズは50MiB~32GiBまで、用意されている9つすべてのプリセットで測定を行っている。
【50MiB】 | 【100MiB】 |
【500MiB】 | 【1GiB】 |
【2GiB】 | 【4GiB】 |
【8GiB】 | 【16GiB】 |
【32GiB】 | |
4Kランダムアクセススコアの最大値(IOPS) | |
4K QD32T1ランダムアクセススコアの最大値(IOPS) |
まずシーケンシャルアクセスを確認すると、読込最高561MB/sec、書込最高533MB/secでいずれも公称値通り。ただし16GiB以降はキャッシュにデータが収まらなくなるため読込・書込ともスコアが低下。一般的な用途で4GB以上のファイルを扱う作業はそれほど多くないが、高解像度の動画編集などを行う場合にはパフォーマンスが低下する可能性がある。
次にランダムアクセスを確認すると、4Kは読込最高55MB/sec、書込最高106MB/sec、4K QD32T1は読込最高399MB/sec、書込最高345MB/secを計測。IOPSに換算すると4K QD32T1はそれぞれ約97,500 IOPSと約84,200 IOPSになり、こちらもほぼ公称値通りの性能を発揮する。