シーケンシャルアクセスの最高性能を「ATTO Disk Benchmark 3.05」でチェック

最後に「ATTO Disk Benchmark 3.05」を使い、シーケンシャルアクセスの最高性能を確認しておこう。

ATTO Disk Benchmark 3.05

「ATTO Disk Benchmark 3.05」のスコアは読込最高563MB/sec、書込最高535MB/secで、いずれもSATA3.0（6Gbps）の限界に迫るスコア。これ以上のパフォーマンスを求めるなら、PCI-Express接続のSSDやRAID環境の導入を検討する必要があるだろう。

「PlexTurbo」のキャッシュ効果をチェックする

一部のベンチマークでは公称値を上回るなど、TLC NAND SSDながら良好なパフォーマンスを発揮する「PX-512M7VC」。続いて独自キャッシュ技術「PlexTurbo」を有効にして、その効果を確認していくことにしよう。

「PlexTurbo」では、インストール時にシステム構成を判断して最適な設定が行われるため、特にユーザーが設定をする必要はない

「AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293」

AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293：総合ベンチマーク

AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293：Compression-Benchmark

総合ベンチマークでは4K書込や、4K-64Thrd読込を中心にスコアを伸ばし、総合スコアは標準の3倍以上となる4,348をマーク。また「Compression-Benchmark」はブレが大きく安定しないものの、読込では8,000MB/secを超える場面もあり、キャッシュアルゴリズムにマッチすれば飛躍的なパフォーマンス向上が期待できる。