エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.490
2016.05.23 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
SFX規格の電源ユニットである「SF600」は、奥行きわずか100mm。片手にスッポリと収められるほどのコンパクトサイズだ |
ATX電源と似通った外見だけに、「SF600」を最初に目にした際は、まずSFX電源ユニットのコンパクトさに驚かされる。外形寸法はW125×D100×H63.5mmで、これはSFX規格のType-Cフォームファクタに準拠する仕様。SFX電源としては最も一般的な規格だ。奥行きはわずか100mmと短く、小型ケース内でも問題なくケーブルが取り回せるだろう。搭載する92mm径の冷却ファンもまた、サイズ的に最大限の口径であることが分かる。
続いては、製品に付属するケーブル各種を確認する。「SF600」は主要ケーブルを含め、すべてを着脱式としたフルモジュラー仕様。電源コネクタは、ATX 24(20+4pin)×1、EPS×1、4pinペリフェラル×4、PCI-Express(6+2pin)×2、SATA×4が用意されている。
ちなみにそれぞれのケーブルは300~445mmと短めだが、これはスモールフォームファクタ向けであるSFX電源ならでは。小型ケース内に収めても、ケーブルが長すぎて持て余すことはないだろう。