エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.495
2016.07.05 更新
文:GDM編集部 池西 樹
COMPUTEX TAIPEI 2016にてお披露目された「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」。チタンをイメージしたという印象的なデザインはMSIブースでもひときわ注目を集めていた |
今年1月には対応製品をお披露目するなど、いち早く“Broadwell-E”対応を打ち出したMSIから、新たに投入されるのが「Enthusiast GAMING」シリーズに属する「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」だ。何より印象的なのは、チタン合金をイメージした“シルバー”を基調にしたカラーリング。拡張スロットやメモリスロット、M.2スロットには統一感のある外観の他、耐久性向上効果もあるメタルプレート「Steel Armor」を搭載。加えて、チップセットヒートシンクやオーディオノイズガート、アクセスインジケーターのLEDはすべてホワイトに統一されている。
“稲妻”をモチーフにしたロゴが大きくデザインされた基板裏面。こちらもシルバーに塗装されている |
もちろんゲーミング向け機能にも抜かりなし。PCI-Express3.0(x16形状)スロットは5本で、フルレーン(x16×2)や最大4-Way構成のマルチグラフィックスに対応。その他、CPUのオーバーヘッドが少なく、スループットの高いネットワークチップ「Intel I218」や、Nahimicに対応するスタジオグレードのオーディオ回路「Audio Boost 3」、高レスポンス&高耐久の「ゲーミングデバイスポート」を標準装備。さらにゲーミングブランド「SteelSeries」の認証も取得し、ゲーミングデバイスのパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。
5本のPCI-Express3.0(x16形状)スロットには、「Steel Armor」と呼ばれるメタルプレートを搭載 | ゲーミングブランド「SteelSeries」認証を取得している |
またオーバークロックに強い「XPOWER」シリーズの名を継承するだけに、豊富なチューニング機能を備えるのも特徴。最近では明確に区分されている製品が多い中、「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」は、ゲーミング・オーバークロック・ハイパフォーマンス、すべてのエンスーユーザーに訴求できるマルチなモデルに仕上げられている。
マザーボードと同じく“シルバー”を基調にしたパッケージ。主要機能は裏面に記載されているため、購入時には必ず確認しておこう |