エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.495
2016.07.05 更新
文:GDM編集部 池西 樹
M.2対応のNVMe SSD「SM951-NVMe」にてパフォーマンスを確認 |
PCI-Express3.0×4接続の「Turbo M.2」と「Turbo U.2」を搭載する「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」では、32Gbpsという広大な帯域幅を生かした高速ストレージ環境も魅力のひとつ。そこで今回はNVMe対応のM.2 SSD Samsung「SM951-NVMe」(256GB)を使い、そのパフォーマンスを簡単にチェックしてみることにした。ベンチマークソフトには「CrystalDiskMark 5.1.2」、データ形式は圧縮率の低い「デフォルト (ランダム)」で、「キュー32 / スレッド1」と「キュー512 / スレッド20」の状態で計測している。
「CrystalDiskInfo 7.0.0」で確認したところ。インターフェイスは「NVMe Express」、転送モードは「PCIe 3.0×4」 | |
「デバイス マネージャー」を確認するとOS標準ドライバで認識されていることがわかる | |
「キュー32 / スレッド1」 | 「キュー512 / スレッド20」 |
シーケンシャルアクセスはいずれも読込約2,200MB/sec、書込約1,200MB/secを計測。ランダムアクセスは「キュー32 / スレッド1」で、読込が約170,000 IOPS、「キュー512 / スレッド20」では約300,000 IOPSを計測するなど、SATA3.0(6Gbps)SSDとの差は歴然。ハイエンドプラットフォームであるLGA2011v3のパフォーマンスを最大限に引き出すなら、NVMe対応SSDの導入をオススメしたい。