エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.500

遊び心と堅実さがミックスされた、BIOSTARのオモシロイ廉価マザー「H170GT3」

2016.07.25 更新

文：GDM編集部絵踏一

BIOSTAR マザーボード

Intelチップの有線LANや3画面出力を備えたバックパネルインターフェイス

バックパネルインターフェイスは、派手さはないものの必要なポートはしっかり揃えられているという印象。USBはUSB3.0×4とUSB2.0×2の6ポートを備え、画面出力はHDMI×2とDVI-D×1の3系統で、3画面出力に対応する。なお、ネットワークはIntelチップによるギガビットLAN×1を搭載している。


USB3.0×4やHDMIとDVIによる3画面出力、IntlチップのギガビットLANを備えたバックパネルインターフェイス。Windows 7インストールの際に重宝するPS/2ポートも2基備えている

基板上の主要なコネクタ・チップをチェックしよう

「H170GT3」を外から眺める画像セッションの締めくくりとして、基板上に実装されたICチップやコネクタの類をまとめてチェックしていこう。


静電容量式のタッチパネルを採用する、電源・リセットボタンの「GT Touch」。「ECO」「Sport」それぞれの動作モード時に店頭するインジケータも備える

「GT Touch」用のタッチセンサーIC、ELAN「eKTF5832」	5050タイプのLEDストリップ・ファンに対応する、発光ギミック用のピンヘッダ

BIOSアップなどに失敗した場合にバックアップを取ることができる、「デュアルBIOS」を採用。読み込むBIOSはスイッチで切り替え可能だ

2倍の長寿命を実現した固体コンデンサ「Super Durable Solid Caps」	電源周りに実装されている、大容量チョークコイル「Super Durable Ferrite Choke」

Intel製のギガビットLANチップ「i219V」。また、LANポートのサージ保護のための専用回路も個別に実装されている

Integrated Technology製I/Oコントローラ「IT8613E」	BCD Semiconductor製オペアンプ「AS324M-G1」

デジタルPWMコントローラIntersil「ISL95824」	DVI/HDMIシグナルスイッチ、NTP「PTN3360DBS」