エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.502
2016.07.28 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
グラフィックスカードの搭載テストには、先日詳細検証を行ったPalit「GeForce GTX1080 8GB GameRock Premium Edition」(型番:NEB1080H15P2-1040G)を用意した。「ターボファンブレード」採用の100mm口径ファンデュアル搭載の2.5スロット占有の大型モデルだ。なおカード長は285mmとされる。
搭載テストにはPalit「GeForce GTX1080 8GB GameRock Premium Edition」(型番:NEB1080H15P2-1040G)を用意。詳細レビューも参照されたし |
拡張スロットブラケットは、必要箇所だけ切り取って使用。検証用カードは2スロット分が必要なため、計7段あるスロットの内、上から2段目と3段目を利用する。
固定方法に特別な仕掛けはなく、インチネジを使ってネジ留めを行う。ちなみにケージタイプのシャドウベイユニットが標準の状態では、長さ公称276mmまでのグラフィックスカードが搭載可能。これで収まらない場合は、上段のシャドウベイユニットを5.25インチオープンベイユニット直下に移動。長さ公称399mmまでのグラフィックスカードが搭載できるようになる。
検証用カードは長さ285mmだけに、上段のシャドウベイユニットを5.25インチオープンベイ直下に移動。399mmまで搭載スペースが拡張できる | |
グラフィックスカードの固定には付属のインチネジを使用。特別な仕掛けはない |
電源ユニットの搭載テストには、以前検証を行ったENERMAX「ERX650AWT」を用意した。主要なケーブルのみを直結した、セミモジュラー式の80PLUS GOLD認証モデルで、140mm口径ファンを搭載する。
ENERMAX「ERX650AWT」は80PLUS GOLD認証の高効率電源ユニット。以前、「撮って出しレビュー」で詳細検証済みの編集部お墨付きモデルを使った |
リアパネルからシャドウベイユニットまでの距離は公称276mm。床面はフラットだけに、全てのスペースを電源ユニットが使用できる。検証用は奥行き160mmで、搭載後の空きスペースは計算上116mm。余ったケーブルを置くスペースとしても活用するには十分だ。
電源ユニット搭載エリアの床面はフラット状態。妨げるものがないため、ゆったりとマウントできる | |
電源ユニット搭載の140mm吸気ファンは、シャーシ下部の通気孔から外気を取り込む。防塵フィルタの存在が、電源ユニット内部へのホコリの侵入を未然に防ぐ |