エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.503
2016.08.02 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ストレージはSATA3.0(6Gbps)×10(RAID対応×6 / 非対応×4)、SATA Express×1に加え、帯域幅32Gbps(PCI-Express3.0x4)の「Ultra M.2」を2スロット搭載。もちろん最新規格NVMeにも対応しており、SATA3.0(6Gbps)SSDを遥かに超える高速ストレージ環境を構築できる。
M.2 22110フォームファクタまで対応する下段のM.2スロット | |
上段のM.2スロットはM.2 2280フォームファクタまで | |
10ポートのSATA3.0(6Gbps)はいずれもチップセット経由。SSATA3_0~4はRAID非対応となる |
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express2.0(x1)×2の計5本を備え、x16スロットにはメタルシールドを施した「Steel Slot」を採用する。またレーン分割はx16 / x16 / x0もしくはx16 / x8 / x8に対応し、マルチグラフィックス機能は3-WayまでのNVIDIA SLI / AMD CrossFireXを利用できる。
上段と中段のPCI-Express3.0(x16)は2スロット分の空きがあり、大型のグラフィックスカードでも干渉することなく搭載できる | |
3本の(x16形状)スロットはメタルシールドで保護された「Steel Slot」。また上2段のスロットには15μ厚の金メッキpinを採用する |
ASRock自慢のオーディオ回路「Purity Sound 3」。バックパネルインターフェイスと共に「I/O Armor」にて保護されている |
「X99 Taichi」に実装されるオーディオ回路は、ASRock自慢の「Purity Sound 3」。オーディオチップはS/N比115dBのRealtek「ALC1150」、コンデンサはニチコン製音響コンデンサ「ファインゴールド」シリーズで、600Ωのハイインピーダンスヘッドセットに対応するTI製オペアンプ「NE5532」を搭載。さらにメイン基板から分離することで、デジタルノイズを防ぎ、高品位なサウンド再生を行うことができる。
デジタルノイズの混入を防ぐため、メイン基板から分離された「Purity Sound 3」 | |
コンデンサにはニチコン製音響コンデンサ「ファインゴールド」シリーズを採用 | |
多くのハイエンドマザーボードで採用されているオーディオチップRealtek「ALC1150」 | 音響コンデンサの横にはTI製オペアンプ「NE5532」が2基搭載されていた |