エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.506
2016.08.12 更新
文:GDM編集部 Tawashi
採用ケース「Define R5」は、2.5 / 3.5インチ共用シャドウベイが8台分、さらにマザーボードトレイ背面に2台分の2.5インチSSD / HDD専用シャドウベイを備え、高いストレージ収納力が特徴だ。標準構成では、Crucial「BX200」シリーズの480GB SSD「CT480BX200SSD1」を採用。カスタマイズメニューには、CrucialをはじめCFD、Intel、PLEXTOR、SanDiskの5ブランドから自作PC市場で人気の高い製品が豊富にラインナップ。計24種類の中からチョイスできる。
また、最近問い合わせが多かったというNVMe対応M.2 SSDをオプションメニューに追加。Samsung「SM951-NVMe」シリーズの256GB「MZVPV256HDGL」と512GB「MZVPV512HDGL」が選択できるようになった。なお、オプションメニューでは選択できないが、Samsung「SM951-NVMe」シリーズを2枚搭載するRAID構成についても希望があれば注文時に対応するとのこと。(※マザーボードにより選択できない場合もあり)
SATA3.0(6Gbps) SSDを遥かに超えるパフォーマンスを発揮するNVMe対応M.2 SSD。リクエストに応え2016年7月よりオプションメニューに追加された |
もちろん、従来通り3.5インチHDDもチョイスできる。東芝、HITACHI、Seagate、Western Digitalの4メーカーから全10モデルが選択可能だ。(※選択パーツは2016年8月現在)
ホワイトに塗装された専用トレイは金属製。評価機では東芝「DT01ACA100」が搭載されていた |
5.25インチオープンベイは全2段で、LG製DVDスーパーマルチドライブ「GH24NSD1 BL」を標準装備(書込ソフト付)。またカスタマイズメニューには、パイオニア製「BDR-S09J-BK」を筆頭に全8モデルが用意されている。(※選択パーツは2016年8月現在)
5.25インチオープンベイは全2段仕様。上段に光学ドライブを搭載する。カスタマイズ次第では、ドライブなし構成も選択可能 |
「G-Master Hydro-X99 II」ではフロント吸気とトップ排気に、それぞれ140mm口径ファン各1基が標準で搭載されている。いずれも1,000rpmの「Dynamic GP14 140mm」で、これらはフロント上部のファンコントローラーによる制御に対応する。なお、ファンコントローラーはスライド式で3段階(12V / 7V / 5V)の切替に対応しているが、搭載ファンの仕様上、切替は2段階までの制限付き。5V時では500rpm±10%(工場出荷時)と、7V / 12V時共通の800rpm±10%とされる。
「Define R5」ではリア搭載の「Dynamic GP14 140mm」を「G-Master Hydro-X99 II」ではトップ排気に変更。CPUとグラフィックスカードのENERMAX製ラジエターファンに挟まれるように配置されている |
「LED ILLUMINACION」はケースボトムの左サイドパネル側に貼り付けられている。付属のリモコンを使用すれば、16種類の発行色や7つの発光パターンを手元で操作可能 | |
「G-Master Hydro-X99 II」をより際立たせるオプションアイテムに、リボン状LEDのドレスアップアイテム「LED ILLUMINACION」が用意されている。PCケース内部を幻想的に照らしだすライトアップアクセサリーは、付属のリモコンで発光色・発光パターンを自在に操ることができる。PCケースに左サイドパネルがアクリル窓仕様の「Define R5 Black Pearl Window side panel」を選択するなら、是非導入をオススメしたい。