エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.506
2016.08.12 更新
文:GDM編集部 Tawashi
定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」による計測を実施する。プリセット設定は「Fire Strike“Ultra”」「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の3種類を選択した。
3DMark |
3Dゲームでのパフォーマンスが問われるテストだけに要注目だが、標準の「Fire Strike」では総合スコアが16,252、Graphics Scoreでは20,000オーバーをマークするなど、圧巻のパフォーマンス。“Extreme”でも約10,000前後をマークするスコアを計測したほか、4Kゲーミングを想定した最高負荷の「Fire Strike“Ultra”」でも約5,000前後と、GPUパワーを存分に発揮した優秀な結果となった。
さらにハードウェアテッセレーションを駆使した重量級の3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」の結果を確認していこう。プリセット設定は、DirectX 9のAPIを使う「Basic」と、DirectX 11のAPIを使う「Extreme」の2種類を選択した。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
DirectX 9ベースの「Basic」では、Average FPSが202.0FPS、MaxFPSでは354.3FPSを記録するなど、期待通りの結果。一方DirectX 11ベースの「Extreme」でも、Average FPSが134.5FPS、MaxFPSでも270.0FPSを記録。NVIDIAの最新GPU搭載グラフィックスカードたる、申し分のないスコアだ。
続いて「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは「DirectX 11」で、描画品質は“最高品質”、解像度は1,280×780ドット、1,920×1,080ドットで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
高解像度環境を含め、スクウェア・エニックスの指標である“非常に快適”を満たす7,000の倍以上となる圧巻のスコアを記録。ゲームをする際に気になる解像度の1,920×1,080ドット時(DirectX 11)も16,471を記録するなど、ゲームプレイ時のパフォーマンスについて心配は皆無だ。