エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.507
2016.08.15 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
ここからは、実際のゲームプレイやゲームタイトルによるパフォーマンス検証に移行。まずはアクションシューティングゲーム「Overwatch」によるプレイ計測を行ってみよう。テストにあたっては、プレイ品質を最上位の“エピック”に設定し、「対AIトレーニング」プレイ中のフレームレートを「Fraps」で計測する。
なお解像度は、「Dynamic Super Resolution(DSR)」を有効にした上で、1,920×1,080ドットと3,840×2,400ドットの2パターンでテストを行った。
Overwatch(1,920×1,080ドット) | |
Overwatch(3,840×2,400ドット) |
新世代のミドルレンジであるGTX 1060でも「Overwatch」はラクラク動作、特にフルHD解像度ではどのモードでもオーバースペックになっている。負荷が増大する4K解像度でも快適動作は疑いないが、ここでは「ECOモード」のみMin FPSが60FPSを割り込む結果に。「OCモード」は「ECOモード」に対して常に10%以上の優位を保っており、高解像度におけるOCの効果が現れている。
最後はオンライン系のゲームベンチから、DirectX 11対応のエンジンを採用した「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実行する。設定プリセットはDirectX 11モードの「最高品質」にセット、解像度は先ほど同様に「DSR」を有効化しつつ、1,920×1,080ドットと3,840×2,160ドットのカスタム解像度で計測を行っている。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
フルHD環境においては、“非常に快適”の7000を圧倒的に上回っており、問題にならない。4K解像度においてもすべてのモードで“快適”の範囲内にあり、大きめの解像度でも問題なくプレイできそうだ。「OCモード」も「ECOモード」に対して3%以上の数値差を計上、多少控えめながら動作クロックの差がスコアに現れている。