エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.512
2016.09.09 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「H110M GRENADE」をパッケージから取り出し、画像を中心に確認していくことにしよう。PCの安定動作を司る電源回路は、エントリーモデルながら6フェーズの堅牢な構成。また「ミリタリークラス4」準拠の高効率チョーク「ダークチョーク」と、高品質な「固体コンデンサ」を採用することで、発熱を抑え安定動作を可能にしている。
基本的に定格運用となるIntel H110チップを採用しながら、6フェーズの堅牢な電源回路を搭載 | |
「ミリタリークラス4」準拠の高効率チョーク「ダークチョーク」と、高品質な「固体コンデンサ」を採用 | |
CPUコア向けの電源回路には、ローエンドモデルでは珍しく1フェーズあたり3基のMOSFETを搭載する | |
Skylake世代の電源仕様IMVP8に準拠するPWMコントローラRichtek「RT3606BC」 |
Skylakeでは、メモリコントローラやグラフィックス機能をCPUに内蔵するため、チップセットはIntel H110の1チップ構成。PCI-Expressのリビジョンは2.0、レーン数は6で、メモリは各チャネル1枚(計2枚まで)、SATA3.0(6Gbps)は4ポート搭載する。
チップセットにはプッシュピン固定の小型ヒートシンクを搭載。サイズは実測34×36mm | |
Skylake向け最廉価チップセットIntel H110。ダイサイズは23×23mm、製造プロセスは22nmで、TDPは6W。なおチップセットのPCI-Expressは2.0までの対応 |