「X99A TOMAHAWK」の実動チェック開始

「X99A TOMAHAWK」とCore i7-6950Xを使用してPCを構築。実際の挙動を確認していく

ここからは実際に「X99A TOMAHAWK」とCore i7-6950Xをベースにシステムを組み上げ、実動チェックを進めて行くことにしよう。また、テストセッションの後半では、MSI「GAMING Series」に付属する専用ユーティリティ「GAMING APP」による簡易チューニングを実施。ワンクリックでできる簡単オーバークロックの効果を確認してみることにした。なおテスト構成の詳細は以下の表の通り。

オリジナルデザインの「Click BIOS 5」

「X99A TOMAHAWK」に実装される制御プログラムは、MSIの最新インタラクティブUEFI「Click BIOS 5」。デザインはオリジナル仕様だが、基本的な機能については以前詳細レビューをお届けした「Z170A GAMING PRO」と同様。そこで今回は特徴的な機能に絞って簡単に紹介していこう。なお各項目や設定値は、UEFIのバージョンによって異なる可能性がある点には留意してほしい。

パッケージと同じく、中央にミサイルがデザインされた「Click BIOS 5」。基本的な機能や操作方法はこれまでと同様

詳細な設定ができる「Advanced」と、簡易設定の「EZ Mode」は「F7」キーでシームレスに移行できる

豊富なオーバークロック設定が揃う「Advanced」の「OC」画面。かなり詳細なチューニングにも対応する

「Hardware Monitor」画面では、搭載するファンの回転数を個別に調整できるため、別途ファンコントローラは不要

「Board Explorer」を使えば、わざわざケースを開けることなくポートやスロットの接続状況が確認できる