エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.513
2016.09.14 更新
文:GDM編集部 池西 樹
IntelチップによるデュアルギガビットLANのパフォーマンスを確認 |
「X99A TOMAHAWK」では、高性能なIntel製ネットワークチップI218LM / I210ATを採用することで、ネットワークの帯域幅を拡大。さらにラグを最小限に抑え、オンラインゲームのパフォーマンスを改善できるとしている。そこで今回は、エントリーモデルで採用例の多いRealtek RTL8111Eとの性能を比較し、その違いを確認してみることにした。なおベンチマークには「JPerf 2.0.2」を使用。また比較対象用には、Core i7-3770Kを搭載するPCを別途用意した。
「X99A TOMAHAWK」では、Intel I218LM(画像左)とI210AT(画像右)の2種類のネットワークチップを搭載 | |
Intel I218LMの「JPerf 2.0.2」の結果 | Intel I210ATの「JPerf 2.0.2」の結果 |
「Jperf 2.0.2」の結果(kbits/s) |
Realtek RTL8111Eが約400,000kbit/s前後で推移するのに対して、Intel I210ATは約710,000kbit/s、Intel I218LMでは2倍以上となる約830,000kbit/sを計測。Realtek RTL8111EのPCが旧世代のプラットフォームであることを差し引いてもその差は歴然、ネットワークチップによる帯域幅の違いは非常に大きいことがわかる。また「X99A TOMAHAWK」では、専用ユーティリティ「GAMING LAN MANAGER」による優先度調整も可能。これにより、オンラインアプリケーションのパフォーマンスをさらに引き上げることができる。
専用ユーティリティ「GAMING LAN MANAGER」を使えば、ゲームやアプリケーションごとに優先度を設定できる |
5050 RGB LED用ピンヘッダ「Mystic Light Extension header」を搭載する「X99A TOMAHAWK」。「GAMING APP」を使えば、接続したLEDのカラーや発光パターンを制御して、ケース内を自分好みにドレスアップすることができる。そこで、今回は市販のLEDストリップを使い、LEDイルミネーションを試してみることにした。