エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.514
2016.09.17 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「PX-256M8PeG」をSkylakeベースのPCに組み込み、パフォーマンス検証を進めていく |
画像によるチェックが終わったところで、ここからはいよいよ「M8PeG」シリーズの256GBモデル「PX-256M8PeG」をPCに組み込み、注目のパフォーマンスを検証していくことにしよう。使用するベンチマークは従来通り「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」「CrystalDiskMark 5.1.2」「HD Tune Pro 5.60」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類。PCは、ドライバ、ベンチマークソフトのみをインストールしたシステム用SSDから起動し、テストドライブにはデータを書き込まないクリーンな状態で行っている。なお検証機材の詳細は以下の表の通り。
まずは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」にて、基本性能とシーケンシャルアクセスの圧縮率による影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:総合ベンチマーク | |
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:Compression-Benchmark |
総合ベンチマークでは、シーケンシャル読込は1,700MB/secを超えるスコアを計測するものの、その他はいずれも計測が正常に完了しなかった。Intel X99 Expressや、Intel Z97 Expressなどのプラットフォーム変更や、UEFIの設定を変えてもスコアは変わらず、原因を究明することはできなかった。一方、「Compression-Benchmark」では、読込2,000MB/sec、書込900MB/secを計測。圧縮率による影響も見られず、おおむね安定したパフォーマンスを発揮する。