エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.516
2016.09.23 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「SSDPEKKW256G7X1」をSkylakeベースのPCに実装して、各種ベンチマークによるパフォーマンス検証を実施 |
ここからは各種ベンチマークテストを実行して、パフォーマンスを検証しよう。プラットフォームには現行最も標準的なLGA1151を使い、CPU性能がボトルネックにならないようCore i7-6700Kを用意した。またベンチマークテストには「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」「CrystalDiskMark 5.1.2」「HD Tune Pro 5.60」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類。PCの起動は、ドライバ、ベンチマークソフトをインストールしたシステム用SSDから行い、テストドライブにはデータを書き込まないクリーンな状態で行っている。なお検証機材の詳細は以下通り。
まずは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」を使い、基本性能とシーケンシャルアクセスの圧縮率による影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:総合ベンチマーク | |
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:Compression-Benchmark |
総合ベンチマークを確認すると、読込は1,400MB/secで公称値までもう一歩。書込は公称値を超える570MB/secをマークするなど上々の結果。総合スコアも1,342ポイントを獲得し、SATA3.0(6Gbps)SSDを超える性能を発揮する。また「Compression-Benchmark」では、読込1,450MB/sec、書込570MB/secでほぼ安定しており、圧縮率の影響は特に見られなかった。