エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.518
2016.09.29 更新
文:GDM編集部 Tawashi
標準構成で採用するグラフィックスカードInno3D「iChill GeForce GTX 1080 V2 X3 Edition」。3スロット占有のヘビー級カードは、文句なしのパフォーマンスを発揮してくれるだろう |
標準構成で採用するグラフィックスカードは、自作市場から圧倒的な支持を受けるNVIDIAのハイエンドGPU GeForce GTX 1080搭載のInno3D「iChill GeForce GTX 1080 V2 X3 Edition」だ。
独自設計基板に123枚のアルミニウム製フィンとφ6mm×3本+φ8mm×2本のヒートパイプ、3基の冷却ファンを組み合わせたオリジナルVGAクーラー「iChill X3 Solution」を実装。カードトップの“iChillロゴLED”が負荷に応じてブルー / グリーン / レッドに変化するため、ゲームプレイ中でもグラフィックスカードの状況が確認できる。なお、低負荷時にVGAクーラーのファンが停止するセミファンレス仕様のため、静音性能も秀逸だ。
裏面には「HerculeZ Backplate」を備え基板をしっかりと保護する | 出力インターフェイスはリファレンスと同じ、DisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1、DualLink-DVI-D×1 |
もちろん他のグラフィックスカードも選択可能。用意されているのはInno3Dのほか、ASUS、MSI、ZOTACなど全13モデル。GeForce GTX 750Tiから最新のGeForce GTX 1080まで、好みのスペックと予算に応じてチョイスできる。
ASUS「STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」 | MSI「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」 |
ZOTAC「GeForce GTX 1060 6GB Mini(Single Fan)」 | ASUS「GTX950-2G」 |
ASUS「Z170-A」は拡張スロットがPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express3.0(x1)×3、PCI×1。オンボードの機能では物足りない人は追加カスタマイズを利用しよう |
サウンドカードやLANカード、地デジチューナーカードなど、各種インターフェイスカードの追加カスタマイズができるのは、BTOならではの利点。サウンドカードは5モデル、LANカード(Intel製)は6モデル、地デジチューナーカードは1モデル、インターフェイスカードは9モデルが選択できる。拡張スロットはグラフィックスカード以外が未使用なため、増設を検討するのもアリだ。
クリエイティブメディアのサウンドカード「PCIe Sound Blaster ZxR」 | アイ・オー・データ機器のTVキャプチャーカード「GV-MVP/XS3W」 |